小島 聖

日々

2024.05.07

デカローグ
プログラムA
第1話
ある運命に関する物語
第3話
あるクリスマス•イヴに関する物語
新国立劇場にて
5月6日に千秋楽を迎えることができました
劇場に足を運んでくださった皆様、ありがとうございました
3月頭から始まった稽古からはや2ヶ月
発見と収穫の多い時間でした
私は演劇というものを学校で教わってきませんでした
基礎はありません
今まで感覚でしかなかったものが今回の稽古期間1ヶ月で
私の中の感覚を、こういうプロセスを踏めば
感覚ではなく定着させて舞台上でもっと自由にいられるんだということを
学ばせてもらえました
演出家の小川絵梨子さんに出会えてまた演劇が好きになりました
今回ご一緒した役者の方々も真摯に演出家のいうことを聞き、私も含め、自分の中で理解し形にしていくのはとても大変なことですが、それぞれ自分の癖みたなものがあるので、
それを人の稽古を見て言われていることを聞き、客観的になることで自分に落とし込んでいく
本当に勉強になりました
思い返せば新国立劇場という場所が私にとっては毎回勉強の機会を与えてくれているなと思います

そして今回の芝居には子供も出ていました
みんな小学6年生です
子供たちのまっすぐな芝居も刺激的でした
そして毎回劇場まで付き添ってくる保護者保方々、すごいなって。
考えてみれば小学6年生の私も児童劇団に通ってこの世界に少し足を踏みいれてました
なんだか不思議な感覚です

デカローグ
第10話までまだまだ公演は続きます
私も最後の物語まで観たいと思っています

デカローグ千秋楽