2022.11.22
10月後半から始まった『夜明けの寄り鯨』の稽古が佳境です
ほぼ初めましての方々との日々はドキドキです
ですが、演出家の大澤さんを中心に穏やかに和やかに進んでいます
毎日みんなで遊びます
稽古終わりから稽古始まりまでの間に起こったいいこと、みんなに共有したいことを話します
個々にコミュニケーションを取らなくてはと思うと緊張しちゃいますが
みんなで何気ないことを話す時間が芝居の稽古にもいい影響を与えています
横山さんの作り出した物語は一見サラッと読めてしまう日常的な物語に私には映っていました
でも稽古を重ねるに連れ日常だからこそ難しかったり、いろんな解釈ができたり
可能性が広い分苦しかったりもします
『わからないけど』
『なかったことにしてるのかも』
目を瞑って通り過ぎ、なかったことにしたら楽な出来事を
わからないけど知りたい、わからないから知りたいと思ってしまった三桑真知子
今の等身大の私自身な気もしています
だからこそ、自我が蓋をしてしまいそうになりますが、私なのか三桑なのかの境界線曖昧なギリギリで、
すっと舞台に立てたらいいなと今は思っています
私自身は大学時代を経験してませんが高校卒業して約30年
その頃のことを振り返り、久しぶりに高校時代の友達にも会いたくなっています
12月1日から新国立劇場にて幕が開きます
ぜひ足を運んでいただけたら嬉しいです
https://www.nntt.jac.go.jp/play/beaching-at-dawn/