小島 聖

日々

2021.03.17

「おもいつきの声と色」の紙芝居ワークショップが無事に終わりました。
私たちにとっても初めてのことだったのでドキドキでしたが
参加してくださった皆さん、
緊張しながらも一枚の画用紙に筆や手を使って色を塗っていく姿は気持ちよさそうでした。
一人の女の子に手に色つけて描いてもいいよ、というと
「うーん、もう一人の私がだめっていてる」
「なんで?」
「だって…」
「気持ちいいよ」
「よし、新しい自分に出会ってみよう」
と女の子自らが決断して好きな絵の具を手につけて描き始めました
「むにゅっむにゅしてる!」
「きもちいい!」
とどんどん笑顔に解放されていく姿が印象的でした
一枚の画用紙では足りずにもっと描きたいと言ってくれた男の子もいました
3歳から8歳までの子供達の絵は年齢とともに具現化していくということも面白かったです
大人の方々は上品に戸惑いながらゆっくりと絵を仕上げていました
そして出来上がったみんなの絵を「めぐる木」の紙芝居の中に挟んで
参加人数分に膨れ上がった紙芝居を披露しました。
私たちだけで作って完結していた紙芝居に新しい風が吹いて
その日1日だけの特別な紙芝居ができました。とても素敵でした。
一つの回では子供たちが積極的で、みんなが描いた絵だけを集めて
即興紙芝居を披露してくれました。
なんだか心温まるいい時間を過ごすことができました。
こんな機会を作ってくださった木工デザイナー三谷龍二さんご夫婦に感謝です。
またこんな会をできたらと思っています。

紙芝居ワークショップ/松本
紙芝居ワークショップ/松本
紙芝居ワークショップ/松本
紙芝居ワークショップ/松本
紙芝居ワークショップ/松本