小島 聖

日々

2021.07.24

平松麻さんが大きなキャンバスに絵を描く過程で
少しだけ色を描いてみた。
手のひらを使って色をのせていくのだけれどなかなか難しい
手だけでは色はキャンバスにのらない、全身で色を塗っていく
どんな絵を描くのか決めてるの?と彼女に聞くと
まだわからないと
いろんな段階を経て完成した絵
”わたしにとってのあなた”というタイトルのついた絵
なんだか心が震えた
そっぽを向いている2羽の鳥
だけれど繋がっている2羽の鳥
親子かもしれない、兄弟かもしれない、恋人同士かも、夫婦かもしれない
みんな個人だけど、近くにいるのに遠い時間の共有もあるかもしれないけれど
誰かと繋がっていて1人では生きられない
彼女と紙芝居を作るようになって1年以上の時間が過ぎた
紙芝居の絵が変化している
なんだか優しくなった気がする
麻さんのいろんな絵の側面に間近で出会えて幸せです。
9月4日から始まる、代々木にある児童館、かぞくのアトリエでの
音楽と空想のパレードというイベントに
この絵の実物が展示してあります。
ふらりと本物の絵に触れにいらしてください。
本物のエネルギーはすごいです。
そして”おもいつきの声と色”でワークショップも開催します。
そして毎日児童館のスタッフが私たちの作ったオリジナル紙芝居を日替わりに
皆さんに読んでくださいます。
暑い毎日ですが児童館で少し涼しい時間を過ごしてみてください。

音楽と空想のパレード