小島 聖

日々

2024.04.14

4月13日、デカローグ1〜4が新国立劇場で初日を迎えました。
私はデカローグ3の”あるクリスマス•イヴに関する物語”に出演しています。
日常の中のささやかな安息日。
そして日常に戻っていく。
ぜひ劇場でお待ちしています
https://www.nntt.jac.go.jp/play/dekalog-ab/

2024.03.16

小さなお弁当箱の中になにをいれようか
今日はなににしようかと
毎日考えるのって大変だったけど楽しみでもあった
ひとまずお弁当が終わる
きらびやかなお弁当は作れなかったけど
毎日丁寧には作っていた
お弁当箱を毎日空っぽにして帰ってきてくれたこと
とてもうれしかったです

2024.03.12

新国立劇場の2023/2024シーズンの演劇公演
デカローグ
先日制作発表があり、1から10までの総勢40人強の方々が出席した
それぞれ個性的で全ての物語を客席から観たいと思います
壮大なスケールの演劇ですが
一つ一つの物語はどこにでもありうる日常です
巨大団地の住人たちの生活を小さな穴から覗き見するようなミクロな視点もあり
俯瞰すればすればとてもマクロな世界でもあります
どんな状況に置かれた人も、存在していい、ここに居ていい、
人間を否定するのではなく肯定してくれる
わたしのかかわるデカローグ3
あるクリスマス・イヴに関する物語
稽古始まっています
とてもエネルギーを使いますが毎日の稽古、面白いです

https://www.nntt.jac.go.jp/play/dekalog-ab/

デカローグ
デカローグ

撮影/阿部章仁

2024.01.10

遅ればせながら
明けましておめでとうございます
今年は辰年、年女
なんとなく辰の如く気持ちは上向きです
が新年から悲しいニュースがありました
写真家の篠山紀信さんが亡くなられたこと
もちろん誰にでも死というものは訪れるわけですが
まさか篠山さんがという気持ちが篠山さんに対して強いのです
篠山さんとの撮影は短時間で濃厚で
ずっとなんの撮影が初対面だったのか記憶を辿るけど思い出せないのです
だけれど仕事でも個人的にも大変お世話になりました
グラビア的な仕事ももちろん印象に残っているのですが
舞台写真を撮ってくださった時は本当に嬉しかったです
普通舞台写真というと客席から定位置で撮る
芝居の邪魔にならないように居て撮る、というのが一般的です
ですが篠山さんは篠山さんなので篠山さんの撮りたい場所で撮りたいように撮る
初めて見る自分の舞台上の姿
制限ある中で自由に撮るという写真には躍動感があり
やっぱり篠山さんってすごいなって思ったのでした
舞台といえば、私の出演している舞台にも忙しい中足を運んでくれたり
篠山さんと一緒に芝居を見に行ったこともしばしば
最後に篠山さんに偶然お会いしたのも劇場のロビーでした
私みたいな若造に興味を持ってくださり年齢以上の経験をさせてくれた篠山さん
背中を押してくれて自分だけではできない世界へ連れ出してくれたこと
私の細胞の一部になっています
ありがとうございました
篠山紀信さんはいつまでも篠山紀信さんです